アメリカ・ニューヨーク直輸入のハーキマー水晶です。
ハーキマー特有の透明度と強い輝きを持っています。
サイズ: 高さ100×幅130×奥行き70mm
重 量: 589g
グレード: コレクターズグレード、ディスプレイ用
ハーキマーダイヤモンドは母岩(砂岩)のくぼみ・すき間に形成されます。
小さな小さなドリュをベッドにして、少しずつ少しずつ成長しています。
この標本で、ハーキマーの形成がよく理解出来る…と思います。
※ルーペで観察すると楽しいですよ。
この母岩は、底の部分が綺麗に削られていますので、とても綺麗に自立する標本です。
※ディスプレイ用にも、最適です。
ドリュの形成は、ハ−キマーの母岩(マトリックス)自体が晶洞となって、その先端に出来た結晶の集まりです。
くぼみの内側は、微細なホワイトドリュ。
※若干鉄分で薄茶色く見えます。
くぼみ自体は深めです。
中央の結晶は、12,13mmほどの丸っこく見える結晶で、中に微細なクラットとヴェールが入っていて、白っぽく見えています。
上と下からドリュにはさまれて、綺麗な形で形成されています。
手前にはドリュの粒よりも、若干大きめの透明水晶も幾つか。
奥には、小さなトンネル(明かり取り)があって、景色は素晴らしい!
キラキラと、とても綺麗ですよ。
他にはマイナスの要件がありません。
全体的に見て、コレクションに向く…母岩付きの逸品標本だと思います。
ぜひ、コレクションに加えて、末永く、可愛がって下さい。
★ドリュ・ドリューズィ:ハーキマーダイヤモンドは岩のくぼみに形成されますが、その時結晶の周りに出来る微小の結晶の群晶が『ドリュ』です。
大抵は母岩の表面の石英質に直接生えるように形成され、シングルターミネイト(片錐)の針の山状態です。
砂糖のザラメのような白っぽい薄茶色の「ホワイト・ドリュ」と、より小さい粒の黒いビロードのような「ブラック・ドリュ」とがあります。
語源は、ヨーロッパのアルプス。フランス側にある「シャモニー」の『DRUS』針峰群から来ています。
撥音は、固有名詞なので「ドリュ」です。(フランス語なのでSは撥音せず。)
DRUSYだと「ドリューズィ」になります。(これは英語。)
※和名は、『針峰群晶』…とでも呼びましょうか。
※ハーキマーダイヤモンドのグレードとクリスタル用語解説を、ご用意してあります。
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※当ショップの画像は、イメージを損ねる事がないよう原物のそのままを撮影しております。その為「サイズ」以外一切加工しておりません。照明も太陽光のみです。(画像の写
りが悪くてすみません。実物はもっと綺麗ですよ。)
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