アメリカ・ニューヨーク直輸入のハーキマー水晶です。
ハーキマー特有の透明度と強い輝きを持っています。
サイズ: 57.7×45.1×20.5mm
重 量: 43.85g=219.25カラット
グレード: コレクターズグレード・白ドリュ+黒幻影ドリュ群晶+幻影結晶・最優良標本
撮 影: Caplio G4(弐号機)
以前出品した1959によく似た形成の、珍しい白黒パンダ標本です。
基本のホワイトドリュの上に、カーボン由来の濃い幻影のドリュと結晶が乗っかっています。
◆黒の割り合いが多いのですが、白地に黒と言う事で「パンダ」かなと。
※コレクション向きです。
◆まるで宝石箱をひっくり返したような、綺麗な標本です。
砂糖菓子・ザラメ細工のような「ホワイトドリュ」の上に、カーボン(正式には『anthraxolite』和名エントラキソライト)由来のファントムの濃い幻影が入った、「ブラックファントム」のドリュ群晶です。
近くで見るにつけ、ちゃんと風景になって「小さな世界」を造っています。
※まるで、SFの世界のようです。
「ホワイトドリュ」とは言えども、少しだけ母岩の色を拾ってグレーと薄茶の中間のような若干薄い色合いです。
無数のハーキマーの結晶がびっしり。
1粒1粒が、ちゃんとハーキマーです。
ドリュは、現地でもコレクションアイテムとなっています。
ドリュの形成は、ハ−キマーの母岩(マトリックス)自体が晶洞となって、その先端に出来た結晶の集まりです。
※ウラ面も綺麗な形状です。
ドリュ自体は、ハーキマーの「クラスター浄化」にも良いと思います。
これは「洗われていない」採れたての標本です。 なので、うっすら現地ハーキマーの母岩特有の『甘い香り』が……するかな?
今、鼻がつまっていて、はっきりはわかりません。。。
※ウラ面の母岩を削ると、『甘い香り』がわかると思います。
洗えば見た目は多少なりとも綺麗になりますが…洗ってしまうと、もうこの香りがなくなってしまうので…なるべくならこのままの状態で楽しまれて下さい。
末永く、コレクションとして可愛がって下さい。
★ドリュ・ドリューズィ:ハーキマーダイヤモンドは岩のくぼみに形成されますが、その時結晶の周りに出来る微小の結晶の群晶が『ドリュ』です。
大抵は母岩の表面の石英質に直接生えるように形成され、シングルターミネイト(片錐)の針の山状態です。
砂糖のザラメのような白っぽい薄茶色の「ホワイト・ドリュ」と、より小さい粒の黒いビロードのような「ブラック・ドリュ」とがあります。
語源は、ヨーロッパのアルプス。フランス側にある「シャモニー」の『DRUS』針峰群から来ています。
撥音は、固有名詞なので「ドリュ」です。(フランス語なのでSは撥音せず。)
DRUSYだと「ドリューズィ」になります。(これは英語。)
※和名は、『針峰群晶』…とでも呼びましょうか。
※ハーキマーダイヤモンドのグレードとクリスタル用語解説を、ご用意してあります。
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※当ショップの画像は、イメージを損ねる事がないよう原物のそのままを撮影しています。その為「サイズ」以外一切加工していません。照明も太陽光のみです。(画像の写
りが悪くてすみません。実物はもっと綺麗ですよ。)
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