アメリカ・ニューヨーク直輸入のハーキマー水晶です。
ハーキマー特有の透明度と強い輝きを持っています。
サイズ: 47×47×23mm
重 量: 58.1g=290.5カラット
グレード: コレクターズグレード
ドリュにしては、ちょっと大きめ(通常の2,3倍)サイズの粒が集まって「景色」になって形成されています。
最大の粒は、10mmほどもあるようです。
虹を持っている結晶もありますよ。
※ルーペで観察して下さい。
可愛いと言うより、第一級の標本としても面白いと思います。
砂岩の母岩に、石英質の土台が乗って、母岩の色を取り込みながら小粒ハーキマーが形成されています。
さらにその上に、何故か「不定形のカルサイトの微細な結晶」が集まって、ハーキマーを飲み込もうとしています。
不思議な風景です。
単結晶を飲み込む、おなじようなカルサイトの結晶もレアですが…ドリュまで飲み込もうとしているのは、始めて見ました。
かなり高水準のレアです。
※コレクションから出品致します。
基本は、「ホワイトドリュ」。
とは言えども、母岩の色を拾ってグレーと薄茶の中間のような若干薄い色合いです。
※画像では黒く写ってしまいました。
大きめ・無数のハーキマーの結晶がびっしり。
1粒1粒が、ちゃんとハーキマーです。
ドリュは、現地でもコレクションアイテムとなっています。
ドリュの形成は、ハ−キマーの母岩(マトリックス)自体が晶洞となって、その先端に出来た結晶の集まりです。
ドリュ自体は、ハーキマーの「クラスター浄化」にも良いと思います。
コレクションとして、末永く可愛がって下さい。
★ドリュ・ドリューズィ:ハーキマーダイヤモンドは岩のくぼみに形成されますが、その時結晶の周りに出来る微小の結晶の群晶が『ドリュ』です。
大抵は母岩の表面の石英質に直接生えるように形成され、シングルターミネイト(片錐)の針の山状態です。
砂糖のザラメのような白っぽい薄茶色の「ホワイト・ドリュ」と、より小さい粒の黒いビロードのような「ブラック・ドリュ」とがあります。
語源は、ヨーロッパのアルプス。フランス側にある「シャモニー」の『DRUS』針峰群から来ています。
撥音は、固有名詞なので「ドリュ」です。(フランス語なのでSは撥音せず。)
DRUSYだと「ドリューズィ」になります。(これは英語。)
※和名は、『針峰群晶』…とでも呼びましょうか。
※ハーキマーダイヤモンドのグレードとクリスタル用語解説を、ご用意してあります。
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※当ショップの画像は、イメージを損ねる事がないよう原物のそのままを撮影しております。その為「サイズ」以外一切加工しておりません。照明も太陽光のみです。(画像の写
りが悪くてすみません。実物はもっと綺麗ですよ。)
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